5月31日朝刊15ページ 市立病院も黒字見通し コロナ関連補助金確保

市立病院の2021年度の経営状況について、純利益は20年度の2億5800万円に続いて2億円以上の黒字となる見込みと分かった。黒字化の要因について、同病院は1病棟を新型コロナウイルス感染者用病床として確保したことによる、国からの補助金計8億9千万円を挙げる。また、新規入院患者の増加で病床の回転が速くなり、診療報酬の高い短期入院患者が増えたことなどで入院患者1人当たりの1日平均単価も上昇した。現金預金から一時借入金を引いた「現金残高」は、年度末別で最低だった19年度末のマイナス11億3900万円から21年度末はマイナス3億2100万円まで改善した。

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