国学院道短大の渡辺開紀准教授が26日、「平安時代の年末年始」と題し、市内のホテルで講演し、当時の貴族の生活などについて話した。滝川地方法人会が主催。約140人が参加した。渡辺准教授は平安時代の年末年始は宴会などの行事が多く、「平和だからこそ毎年できると考えていた」と説明した。また、貴族が鬼役の役人を追い払う「追儺(ついな」と呼ばれる行事を紹介、「現在の節分、豆まきのルーツ」と解説した。