12月10日朝刊16ページ 「滝川音頭」継承へCD 札幌の「奏楽」制作に全面協力
60年以上の歴史がある「滝川音頭」の普及活動を続ける市婦人会を支援しようと、札幌市の演奏団体「奏楽」が自ら演奏した滝川音頭のカラオケCDを50枚制作し、同会に寄贈した。同会は、制作費として当てにしていた民間団体の助成金を獲得できなかったが、奏楽のメンバーが「力になりたい」とほぼ無償で音頭を収録。寄せられた善意に、婦人会の関係者は感激している。真島会長は感謝し、「滝川の歴史が詰まった音頭。CDは子どもたちのために活用したい」と喜んだ。10日に行われる役員会で具体的な活用方法を検討していくという。