3月2日朝刊17ページ サンテ再開 老朽化課題 赤字体質脱却できず 買い手探し難航必至 事業者「行政の支援不可欠」

コロナ禍で閉鎖に追い込まれた滝川スポーツクラブサンテの運営会社、滝川スポーツクラブは2月24日付で破産手続き開始が決定した。負債総額は2億7700万円。利用者からは再開を求める声が強いが、運営を引き継ぐ意思のある事業者が名乗りを上げる必要がある。ただ建物は老朽化している上、前身の市営プール時代から赤字が続くなど構造的な課題を抱えている。道内でプールの指定管理などを担うある事業者は、老朽化に加え、建物が固定経費がかかりすぎてしまう構造だと指摘。「民間が事業を引き継ぐとしたら行政の相当な支援が不可欠。年間9千万円程度の運営補助が必要では」と話している。

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