3月15日朝刊18ページ 滝川高定時制演劇部 3年ぶり コロナ下 笑顔の自主公演

昨年の高文連全道高等学校演劇発表大会で優秀賞に輝いた滝川高定時制演劇部が12日、市内で喜劇「鉄輪」を上演した。3年ぶりの自主公演はコロナ禍で観客を関係者に限定したが、4年の岸本光莉部長(19)は「最後にみんなで楽しくできてよかった」と笑顔を見せた。顧問の村上孝弘教諭は「コロナの影響で公演の延期が続き、モチベーションの維持が大変だったと思う。自主公演の意義は、備品運搬や照明配置などを一からやること。何かを苦労して作り上げる経験を今後の人生にいかしてほしい」と話した。4月から部員1人となる星山さんは「不安もあるけど、演劇は楽しいからがんばっていきたい」と新入生の獲得に意欲を見せている。

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