8月19日朝刊 14ページ LGBT 理解深めて 滝川市が職員向け研修

性的少数者のカップルを婚姻関係相当と認める「パートナーシップ制度」。市は来年1月からの導入を目指し18日、職員約50人を対象に、LGBTなど性的少数者の基礎知識を学ぶセミナーを行った。講師は性的少数者やその家族の支援団体「レインボーファミリー札幌」の代表で当事者でもある武藤義弘さん。性は体の性、心の性(性自認)、好きになる性(性的指向)の組み合わせ次第で多様であると説明。LGBTなどであるとの告白や相談を受けたら「話してくれてありがとう」と声をかけることを勧めた。本人の了解を得ずに暴露する「アウティング」は、自殺など命に関わるとして行わないよう訴えた。一方で法的拘束力がないことなどを課題に挙げた。窓口での対応など、心がけるべきことを話し合うグループ討議も行われた。

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