9月22日朝刊 16ページ 滝川の武田医院閉院 1932年から地域に貢献 2代目邦彦さん 文化振興にも尽力

1932年から内科の地域医療を担ってきた武田医院が閉院し、2代目院長の武田邦彦さんをねぎらうパーティーが市内で開かれた。武田さんは62年に後を継ぐために循環器が専門の日大第2内科から戻ってきた。2年後には初代院長の勝夫さんが亡くなり、院長に就任。昭和、平成、令和と地域を見守り続け、6月に閉院した。武田さんは滝川音楽協会や滝川市文化連盟の会長を務めるなど文化活動の分野でも地域に貢献したことから、パーティーは音楽協会が中心になって16日に市内のホテルで開き、約80人が集まった。滝川出身の元札響首席オーボエ奏者岩崎弘昌さんらも駆けつけ、美しい調べを披露。滝川吹奏楽団の演奏でこれまでの支援に感謝を示した。参加者を前に武田さんは「年齢的、体力的に精一杯頑張った。悔いはない」と語り、大きな拍手が送られた。

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