4月11日 15ページ タマネギ栽培 モンゴルで順調 滝川国際交流協会が技術支援
滝川国際交流協会がモンゴルの農村で行うタマネギ栽培の支援事業が軌道に乗ってきた。現地の気候に適した有望品種が見つかり、昨年12月には、新たな品種として同国の承認を得た。将来的には「純モンゴル産」のタマネギ栽培につなげたい考えだ。同協会と滝川市は2011年から、国際協力機構などの事業を活用し、モンゴルで農業技術支援を行ってきた。モンゴルから農業研修員の受入れも続けている。モンゴル出身で同協会職員のガンチメグさん(38)が今回の事業を担当しており、現地と行き来する。「滝川の技術を使い、モンゴルの農業を元気にしたい」と力を込める。