7月12日 16ページ パートナー制 空知で拡大 サービスに差も

性的少数者のカップルを婚姻相当と認める「市パートナーシップ宣誓制度」が、空知管内で広がりつつある。岩見沢と滝川、深川の3市が導入し、連携する自治体間で性的少数者のカップル転出入の手続きを簡略化する動きがある。管内では昨年2月に岩見沢市が始め、今年1月に滝川市が、同3月に深川市が導入。11日時点でこのうち、滝川市で1組が宣誓している。ただ、宣誓によって受けられるサービスは自治体によって異なる。岩見沢市では可能な市立病院での面会や手術同意が、滝川市では認められていないなど、転出前の自治体で受けられたサービスが転出後は受けられない事態も想定される。滝川市などは「宣誓者の要望を踏まえながら、どのようなサービスが提供できるか今後も検討していきたい」とする。

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