8月6日 14ページ トウキ「セロリ10本分の匂い」 ツムラ出前授業、生薬学ぶ
漢方薬大手のツムラと市は、小学4~6年生の児童と保護者を対象に出前授業を市役所などで開いた。35人が参加し漢方や市内で栽培されている生薬について学んだ。市内にある同社の農場では、原料となるトウキが栽培されている様子を見学。トウキの根を乾燥させたものやトウキの茎のにおいを代わる代わる嗅いだ。滝川・東小4年の品田絢菜さん(10)は「滝川で漢方薬の原料を作っているとは思わなかった。花の茎はセロリ10本分くらいの匂いだった」と話した。ツムラと市は2018年に地域連携協定を結んでおり、初めて出前授業を開いた。