1月28日朝刊17ページ 空知でも相次ぐ学級閉鎖 「疫学調査」縮小に不安
空知管内の小中学校や幼稚園、保育所では学級閉鎖などが相次ぐが、道が「疫学調査」の対象を縮小したため、今後は多数が感染してもクラスターとして公表されない見通しだ。保護者の間では「無症状の感染者が分からず、感染が拡大しやすくなるのでは」と不安が広がっている。滝川市内では今月に入り、児童や職員の感染で小学校2校と保育所2カ所が一部または全面的な閉鎖を余儀なくされた。一部クラスの閉鎖を続ける保育所では毎日、自宅待機中の児童宅に電話して健康状態などを確認しているといい、「感染は市内で広がっており、今後、保育士が感染したり濃厚接触者になったりして自宅待機を余儀なくされれば、保育所の運営にも影響しかねない」と緊張感を強いられている。