10月7日 12ページ 江部乙に新ワイナリー 中空知初 滝川でブドウ栽培高橋さん
江部乙地区でワイン用ブドウを栽培している「えべおつWein(バイン)」が中空知初のワイナリーを開設し、本年度のブドウで仕込みを始めた。2017年に新規就農した高橋孝輔社長は、2.5㌶の畑で7品種約7千本のブドウを栽培し、醸造を委託して白2種類と赤1種類を造ってきた。自前でワイン製造を手掛けようと9月26日に中空知初の果実酒製造免許を取得。ボランティアの協力を得て収穫したブドウを3日から圧搾機にかけ、ワイン造りを始めた。赤と白のワインを25年2月ごろに発売する予定。年6千㍑の製造能力を将来的には1万5千㍑を目標にしており「ロゼやスパークリングにもチャレンジしていきたい」と高橋社長は話している。