11月9日朝刊17ページ 中空知業況 改善傾向
北門信用金庫がまとめた7~9月期の景気動向調査によると、業況DI(業況が良いとする割合から悪いとする割合を引いた判断指数)は、中空知では改善傾向を示した。業況DIはー22で、前期から11ポイント改善。全7業種のうち小売業と不動産業以外の5業種が上昇。要因として緊急事態宣言の解除のめどがつき見通しが上向きになったことなどが要因とみられるが、同信金は「まだ楽観できない」としている。業況DIが最も高かったのは建設業の3で16㌽増。次いで卸売業と運輸業の0で29㌽増。このはかー33のサービス業は23㌽増、小売業は2㌽減のー46でほぼ横ばいだった。一方、運輸業は売上額DIが66㌽増の22になったのに対し、収益DIは33㌽増のー11にとどまり「原油高騰が影響した可能性がある」と指摘する。