3月23日朝刊23ページ 空知地価30年連続下落 住宅地下げ止まり傾向も

国土交通省が22日に公表した1月1日現在の公示地価で、空知管内では住宅地、商業地を合わせた全用途の地価が30年連続で前年を下回った。一方、北広島など札幌周辺で住宅需要が高まっている影響を受け、南空知の住宅地を中心に下げ止まりの傾向もみられた。滝川は住宅地では1地点、商業地でも1地点で横ばいだった。山田不動産鑑定の山田浩市代表は、北広島市で日ハムの新球場建設が進み、住宅需要が高まっていることなども念頭に「札幌圏の需要が南空知に流れているようだ」と分析する。ただ、管内全体での下落は続いており、山田代表は「南空知でもプラスに転じるかは分からない」とする。

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