4月5日朝刊15ページ 厳しさ嘆く商店街店主 「もう潮時」廃業の検討も
滝川駅前振興局によると組合員31店舗のうち、すでに年内の廃業を決めた店が複数ある。店主の高齢化や後継者不足が大きな要因だ。佐々木勝理事長は「ただでさえ商店街は衰退しているのに、大きな施設が閉鎖になるとどうしようもない」「集客力のある店の誘致など、人が来てくれるまちづくりに向けて行政に頑張ってもらわないと。商店街の力だけでは難しい」と話した。スマイルビルの元テナントの衣料店「ダイヤモンドリリー」の運営会社の藤原光博代表(57)は「市は駅前をどう考えているのか。何かやろうという感じを受けない」と行政の対応に首をかしげる。