6月3日朝刊16ページ 人造石油工場の歴史発信 18日から市内で特別展
昭和初期、石炭から石油を製造するため市内に建設された工場の概要を紹介する特別展「石油ヲ造レー東洋一の人造石油滝川工場」が18日から、市美術自然史館で開かれる。展示の目玉は滝川工業高の元教員秋元利次さん(67)が製作した工場の750分の1模型。このほか、製造された人造石油の実物や写真など関連資料を展示する。入場料300円(高校生以下無料)。初日の18日午前10時半から、市郷土研究会参与の白井重有さんによる講演会「人造石油がもたらしたもの」も開かれる(無料、定員50人)。展示は8月21日まで。7月も関連事業が予定されている。問い合わせは同館☎0125-23-0502へ。