7月19日朝刊 15ページ 高卒者の離職防止要請 空知振興局など 管内商工会議所に

道の鈴木賢一空知総合振興局長、山内幸生滝川公共職業安定所長らが18日、滝川商工会議所の明円直志会頭を訪ね、新規高卒者の早期離職の防止に関する要請を行った。鈴木局長は「高卒者の内定率が98.7%と高い一方、採用後3年以内の離職率が4割を超える」とし、企業情報の発信や人材育成の推進などの取り組みを求めた。山内所長は「地元を希望しても、求人が遅いため別の地域で就職した人もいる」とし、早めの求人を訴えた。明円会頭は「会員企業に対応を呼び掛けていきたい。若い人が残ってくれるのがマチの宝だと思っている」と応じた。

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