8月6日朝刊16ｐ　海軍航空隊 覚悟の日々刻む　滝川の柏葉さん 短歌集に　

市内在住の柏葉武雄（91）さんは今年、４年前から本格的に始めた短歌約３５０首を６冊の本にまとめ、歌集「短歌に魅せられ」を完成させた。日々の暮らしにまつわる歌が中心だが、６冊目の「特別編」は１９４４年の海軍入隊から、終戦直後までの記憶を詠んだ37首を収録した。終戦後は滝川市役所に勤務。短歌に関心をもったのは退職後で、2017年ごろから創作を本格化。歌集は今年５月に完成。「これからは戦争ではなく、ありふれた出来事を読みたい」。柏葉さんは平和を願いながら、そう語っている。