9月28日朝刊27ページ 白鵬引退へ 滝川、白老 関係者ら「残念」
引退の意向を固めた大相撲の横綱白鵬と羊肉文化の縁で交流があった滝川市の関係者は27日、史上最多の優勝45回という偉業を改めてたたえ、ねぎらった。滝川市は特産品のジンギスカンが交流のきっかけとなり、2010年から3年間、白鵬に観光大使を務めてもらった。たきかわ農協は11〜19年にブランド米「白鵬米」を販売し、白鵬は田植えや稲刈りのためにほぼ毎年、市内の水田を訪れていた。同農協の組合長だった稲作農家工藤正光さんは「『東京五輪の年を最後にしたい』と話していた。照ノ富士関が新たに横綱になり、気持ちの整理がついたのではあいか。今後は親方として、今まで以上に相撲を楽しんでほしい」と激励した。