12月9日 14ページ クマ対策 里山が根幹 滝川エコフェスタ 動向と現状学ぶ

野生動物との共存について考える「たきかわエコフェスタ2025」が7日、市まちづくりセンターみんくるで開かれた。北海道内の研究者らでつくる「ヒグマの会」の山本牧副会長がヒグマの動向の現状と対策について講演した。たきかわ環境フォーラムの主催で10回目。山本さんは農村部の住民の減少で「用心深く強い雄グマから雌グマや子グマが逃げる先として山里が選ばれている可能性がある」と指摘。人口減や高齢化といった社会課題と地続きで「人間社会のトレンドが変わらない限り簡単には解決しない」と語った。

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