3月3日朝刊17ページ 丸加高原3施設廃止 滝川市方針 利用低迷、老朽化で

市は2日開会の定例市議会で、休業が続いていた自然体験施設「丸加高原健康の郷」内の3施設を廃止する方針を明らかにした。宿泊やレストラン事業などを展開したが利用が低迷。2012年度に観光事業から撤退を決め、民間の運営事業者を公募したが不調で、施設の維持費が市財政を圧迫していた。市がマツオに賃貸している「ひつじの館」と近隣の医療ケア付き自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」向けの給水施設のみ改修し、工事完了後の24年度に3施設を廃止する予定。廃止の理由について市は「施設が老朽化し、今後の活用は困難と判断した」と説明。廃止後は解体を視野に入れるが時期は未定とした。

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