9月14日朝刊 14ページ 「回復期病床」現時点で不足 道、地域医療会議で報告

道の「地域医療構想」の進め方を自治体や医療関係者と共有する中空知地域医療構想調整会議が8日、市内で開かれた。会議には25人が出席し、道はリハビリ向けの「回復期病床」が現時点では不足していることを報告した。意見交換では砂川市立病院の平林高之事業管理者が「勤務医や開業医の高齢化で医療従事者不足が進む。病院の再編や統合などを真剣に考えないといけない」と問題提起。「砂川と滝川の急性期病院が患者や医療者を取り合い、共倒れになる」と危機感を示した。道の報告によると「急性期」は必要数424床に対して695床と過剰。「回復期」は435床に対し168床と極端に少なく、バランスを欠く。

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